歯周病とは
歯と歯茎の間に出来る炎症を歯肉炎と言います。
歯肉炎が進行すると歯周炎となり、歯がぐらついたりといった症状が出てきます。
これらを合わせて歯周病と言います。
歯周病の原因は歯と歯茎の間に歯垢が溜まる事です。
歯垢が溜まると、歯茎の周りに歯周(ししゅう)ポケットができます。
そして、歯がぐらつき、歯茎が出血しやすくなります。
歯周病はほとんどの大人の方が経験されている症状です。
どんな方も年を取ると歯茎が下がりやすくなり、自然と歯が抜けます。
歯を多く残すためにも、きちんと歯磨きしましょう。
歯周病は、お口の中の病気です。
ですので、お口の中の状態をよい状態に保つことが、何よりも肝心です。
口内環境正常化に向けて、日々努力しましょう。
歯周病のセルフチェック
歯周病かどうかを確認する一番簡単な方法は、歯茎を鏡で見て、その状態をチェックする事です。
歯茎が健康であれば、そのままで大丈夫です。
ですが、歯茎がブヨブヨしている状態や、何らかの違和感があれば要注意です。
世界には、歯磨きをし忘れたために、歯周病に悩まされている方が何億人もおられます。
ですので、歯磨きができる環境にいられることをありがたく思いましょう。
そして、毎日歯を磨きましょう。
歯はご両親からもらった大切な贈り物です。
歯周病になる前に、きちんと対策を始めましょう。
なお、自分でできるもっとも簡明なチェック方法は、手鏡を使うことです。
手鏡を使って歯茎を調べれば、どんな状態かが分かるでしょう。
どの部分が悪いかを調べれば、ケアも行いやすいでしょう。
うがい薬で対策できる
歯科医院や薬局で売られているうがい薬を使う事で、簡単に対策出来ます。
ですが、日頃の歯磨きこそ、最も有効な対策法です。
うがい薬が手元にないなら、荒塩を使ったうがいでも構いません。
この場合、荒塩の分量がポイントになります。
多すぎず少なすぎない分量をご選択ください。
あなたが歯周病対策を始めるなら、良いうがい薬を選びましょう。
毎日使う必要はありませんが、一回のうがいは10秒以上行い、2、3回繰り返しましょう。
早めに歯医者さんに相談しよう
歯周病は進行が速く、あっという間に治療が必要な状態になります。
ほんの少しでも違和感を感じたら、お早めに歯科医師にご相談ください。
成人の場合、口内環境に対するチェックが甘くなる傾向にあります。
ですので、子供さんと同じように、毎食後はきっちりと歯を磨く習慣を付けましょう。
日頃どうやって対策をしてきたかで、後々の結果に繋がるでしょう。
ちょっとだけ時間を使って、あなたの歯の状態をご確認ください。
今は健康な状態でも、いつかは歯周病になるかもしれません。
そうなった時のことまで考えれば、普段どう過ごせば良いのかも明白になるでしょう。